- 2010-02-05 (金) 9:38
- 発電状況
年間予測発電電力量の具体的な算出法をご説明します。
例えば,横浜市で30度傾斜の南面一面の屋根に3.20kWのシステム(160W×20台)を設置したとします。
3.20に横浜市の平均の日射量3.91*をかけると,1日の発電量12.5kWhという数値が出ます。方位と角度は理想なので-0%です。
さらにこの数値を30倍にすると1ヶ月の発電量375kWhという数値が出てきます。
12~2月の3ヶ月間の温度によるロスは10%なので,(375×3)-10%=1012.5kWhになります。
3~5,9~11月の6ヶ月間の温度によるロスは15%なので,(375×6)-15%=1912.5kWhになります。
6~8月の3ヶ月間の温度によるロスは20%なので,(375×3)-20%=900kWhになります。
その3つの数値を足すと一年でモジュールが発電する電力量が約3825kWhであることが解ります。
さらに,配線やガラス面の汚れの損失が5%で3633kWh,パワコン変換効率が94.5%なので,3433kWh(91.0%のパワコンの場合は3306kWh)という数値が出てきます。
この数値が太陽光発電システムを語る上でよく出てくる年間予測発電電力量というものです。
根拠を理解していればシミュレーションを見ても,なぜそうなるのかが解かるので,一層身近に感じてきますね。
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*地域別の日射量はNEDOという団体が1961~1990年の地域ごとの平均を調べた,全国日射関連データマップに基づいています。
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