- 2010-02-04 (木) 9:42
- 発電状況
(その1)~(その3)までは瞬間の最大発電量についてお話ししました。
その数値はすでに太陽光を設置されたユーザーがシステムの健康状態を知る上で目安になるでしょう。
しかし,これから設置をお考えの方には,瞬間の発電よりも期間の発電量のほうが重要な数値になります。
なぜなら,太陽光の経済メリットは1ヶ月,1年,10年という期間で考えるからです。
そこで,よく用いられるのが「年間予測発電電力量(kWh)」という数値です。
太陽光発電に関心のある方なら,お聞きになったことがある言葉だと思います。(図をご覧ください。クリックで拡大します。)
電力量とは,何でしょうか。
電力量とは一定の期間に使ったり,あるいは作ったりした電気の量を表わす数値で,瞬間の電力を表わすWやkWに対し,期間の電力量を表わすWhやkWhという単位が使われます。
(電力会社の領収書などにはWの後にhが付いているはずですが,それは使った”量”を表わすからです。)
年間予測発電電力量の算出の仕方は,瞬間の最大発電量に一日の平均日射量(地域によって変わります。)をかけ,さらに365倍にして,1年間の発電量を出します。
そこから,温度変化によるロス(季節によって変わります。),パワーコンディショナの変換ロス,配線やガラス面の汚れのロスなどを差し引いた,実際の発電量を予測した数値です。
具体的な計算値は次回扱います。
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