オール電化 Archive
オール電化住宅はなぜ経済的か(その7)
- 2010-01-28 (木)
- オール電化
●最大の味方は太陽光発電システム(3)
太陽光発電システムがあれば,昼間の割高料金が恐くないことに加えて,もう一つ強力なものを味方につけることができます。
それは,新たな買取制度です。
今までの太陽光発電の余剰電力の価格は基本的にはユーザーが電力会社から買う価格と同じでした(電化上手では微妙に違いました)が,昨年の11月からの新しい買取制度が始まってからは1kWh48円(ほぼ倍)という価格になりました。
旧価格の時でさえ,オール電化の家に太陽光をつければ一ヶ月に3~4千円の電気代(平均的な電気代のお宅に平均的なワット数の太陽光をつけた場合の差し引きの電気代)で済んでいましたが,この制度が始まってからは光熱費が0円になってしまったり,場合によってはマイナス(電力会社からお金をもらうほうが多い状態)になってしまったりと,かなりの程度ユーザーに有利になるように変化しました。
ご自分の家の電気代がこの制度を利用することによってどのように変化するのかを知りたいと思いませんか? 是非,ご一報ください。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
オール電化住宅はなぜ経済的か(その6)
- 2010-01-26 (火)
- オール電化
●最大の味方は太陽光発電システム(2)
太陽光発電システムを導入することです。太陽光発電システムはそのようなご家庭のためにあるのです。
そもそも電化上手(やナイト10,ナイト8)において,昼間の電気代が高く設定されているのは,電力消費のピークである昼間(特に夏場)に電気を使わないでほしいという電力会社の思惑があるからです。
それで,昼間に電気をたくさん使わざるを得ないご家庭で電化上手を選択することはミスマッチになってしまうのです。
ところが,太陽光発電システムは発電のピークが(地域全体の)電力消費のピークと重なる昼間なので,この電化上手の料金形態とみごとにマッチします。(図をご覧ください。クリックで拡大します。)
ですから,太陽光発電なしでは買わなければならなかった割高な昼間の電力も,電力会社から買わなくてすむようになります。
それだけでなく,昼間に余った電力を売電する際にもこの割高な電気料金で売ることになります。
それで,太陽光発電システムがあれば,たとえ昼間に料金設定が割高に設定されていても,痛くもかゆくもないのです。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
オール電化住宅はなぜ経済的か(その5)
- 2010-01-25 (月)
- オール電化
●最大の味方は太陽光発電システム(1)
「電化上手」は電気の単価が夜間は安く,昼間が割高なので,エコキュートはもちろん,他の電気製品も安い時間帯に使えば経済的メリットは大きくなると述べましたね。
しかし,このメリットを最大限に生かすことができるのは,昼間に電気をあまり使わないご家庭の場合で,昼間にたくさん使う場合は余りメリットが出ません。
使い方によってはむしろ,電化上手にしてから安くなったガス代以上に電気代が高くなってしまうということも十分ありえます。
そうならないようにするには,どうしたらよいのでしょうか?
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
オール電化住宅はなぜ経済的か(その4)
- 2010-01-22 (金)
- オール電化
●住宅ローンの金利が優遇される
オール電化住宅を新築,購入,リフォームする場合,住宅ローンの金利が大幅に優遇されます。
例えば,中央三井信託銀行の場合,変動・固定金利で店頭表示金利より,年利で1.3%金利が優遇されます。
具体的な例を図に示しましたが,これもひとつのケースです。(クリックで拡大します。)
詳しくは,オール電化住宅ローンを取り扱っている各金融機関にお問い合わせください。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
オール電化住宅はなぜ経済的か(その3)
- 2010-01-21 (木)
- オール電化
●火災保険料の割引が受けられる
火を使わないオール電化住宅は,従来の住宅に比べて火災が発生する可能性が低いため,火災保険の保険料が割引される場合があります。
AIU保険会社,セコム損害保険株式会社,東京海上日動火災保険株式会社などが監督官庁より認可を取得しています。
具体的な割引率の例を図に示しましたが,これはあくまでひとつのケースです。(クリックで拡大します。)
実際は保険の内容により割引率が変わってきますので,それぞれのケースにつきましては,各損害保険会社にお問い合わせください。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
オール電化住宅はなぜ経済的か(その2)
- 2009-12-10 (木)
- オール電化
●お得な「全電化住宅割引」
前の記事では「電気温水器かエコキュートがあれば電化上手を選択することができる」と書きました。
しかし,その場合は電化上手契約はしていますが,オール電化住宅ではありません。
なぜなら,調理のためのガスや,もしかしたら暖房のためのガスも残っているかもしれないからです。
そこで,調理器(暖房にガスをお使いの人は暖房も)を電気のものに変え,オール電化住宅にした人のために「全電化住宅割引」というものがあります。
それを利用すれば電気料金の5%(最大で2千円/月)の割引を受けることができるのです。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
オール電化住宅はなぜ経済的か(その1)
- 2009-12-04 (金)
- オール電化
●お得な電気料金メニュー「電化上手」
電化上手は電気温水器やエコキュートなどの夜間蓄熱式機器をお使いの方が利用できる電灯契約です。
ということは,オール電化ではなくても,つまりIHヒータを使っておらず,暖房のために灯油やガスを使っていたとしても,電気温水器かエコキュートがあれば電化上手を選択することができるのです。
その電化上手は3つ時間帯によって電気の単価が変わる契約で……,
①夜11時~朝7時までの夜間(7.35円/1kWh),
②朝7時~10時までと午後5時~11時までの朝晩(21.31円/1kWh),
③午前10時~午後5時までの昼間(夏期31.55円/1kWh,その他の季節26.46円/1kWh)
というふうに従量電灯に比べて夜間が安く,朝晩が普通で,昼間が割高という特徴があります。
もちろん,電気温水器やエコキュートは基本的に深夜の安い料金の時間帯に動くようになっています。
しかし,他の電気製品の場合もこの特徴をうまく利用して,安い電気料金の時間帯(可能であれば夜間,無理ならば朝晩にタイマー設定するなどして)に使うようシフトすれば経済的メリットは大きくなります。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
オール電化は本当に自らの設備費を稼いでくれますか? (その3)
- 2009-12-01 (火)
- オール電化
前回はローンでご購入の場合の機器自払い率(機器が自らの設備費を稼ぎ出す割合)について考えましたが,今回は現金でご購入の場合を考えてみましょう。
実は,現金の場合はお客様がすでに設備費を支払っているので「自払い率」はありません。しかし,(年間の光熱費削減額÷設備費)×100で「年間の自払い率」は出ます。つまり,1年で何%元を取ったかという数字です。(図をご覧ください。)イニシャルコストの安い順になっていることが解りますね。
●償却年数
この延長線上にあるのが償却年数–何年で100%元を取るか(設備費÷年間の光熱費削減額)–です。前回のモデルケースの場合,一番償却年数が早いのはエコキュートのみの7.6年,次がIHとエコキュートの8.8年,三番目がエコキュートと太陽光の13.3年ということになります。これもイニシャルコストの安い順になります。当たり前と言えば当たり前で,余り意外性がありませんね。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
オール電化は本当に自らの設備費を稼いでくれますか? (その2)
- 2009-11-30 (月)
- オール電化
前回はオール電化機器を導入した場合の光熱費の「削減率」をモデルケースを使って考えましたね。今回は,お客様の実質支払い分と機器自体が自分で支払ってくれる分の比率,「自払い率」に関して考えてみましょう。
●自払い率
前回のモデルケースの機器の価格がIHクッキングヒータ¥220,750,エコキュート¥722,250,太陽光発電システム¥1,900,000(それぞれ工事費込み,税抜き)だったとします。
これらを一度に導入した場合や,特定の組み合わせで導入した場合のローンの一月分の支払額と一月分の光熱費削減額の差を調べれば,お客様の実質支払額が解ります。また,それらの比率を計算すると「自払い率」が出てきます。(図をご覧ください。)
一番自払い率が高いのは全部導入し,18年ローンにした場合の98%,次に高いのが太陽光とエコキュートを導入し,18年ローにした場合の97%,三番目はIHとエコキュートを導入し,10年ローンにした場合の95%ということが解ります。
逆に,お客様実質ご負担額は同じ順番で2%,3%,5%ということになります。機器が自分で設備費を稼いでくれるのでこれだけで済むのです。
驚きましたね。業者の言う,「安くなった光熱費で設置できます」と言うのは,まんざら嘘ではないことが判りましたね。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
オール電化は本当に自らの設備費を稼いでくれますか? (その1)
- 2009-11-26 (木)
- オール電化
よく聞くオール電化のセールストークの中に「安くなった光熱費分で設置できます」というものがあります。
しかし,それは本当なのでしょうか? その疑問に答えるために,「削減率」と「自払い率」という数値をモデルケースで検証してみましょう。
●削減率
電気代1.5万円/月,ガス代1.0万円/月お使いのお宅にIHクッキングヒータ,エコキュート,太陽光発電システム(3.06kW南向き30度)を導入したとします。どのように光熱費が変化するでしょうか? (図をご覧ください。)
全部一度に導入した場合と特定の組み合わせで導入した場合の光熱費の変化が解りますね。
一番削減率が高いのは全部導入した場合の75%,次に多いのが太陽光とエコキュートを導入した場合の69%,三番目は太陽光のみの44%ということが解ります。
(これには倍額買取のメリットは含まれていません。)
これで,あとは導入費との関係を調べれば,お客様の実質支払い分と機器自体が自分で支払ってくれる分の比率が解りますね。
その数値「自払い率」に関しては次回扱います。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0









